痴呆を患っていた同胞がいた。突然奇声を発したり暴れたりするので、同所で保管されている者から気味悪がられていた。彼は土の中で生活していた頃に、脳の半分を線虫に食われたのだった。ある日突然、彼は捨てられた。奴等は虫食いを許容しなかった。無造作にゴミ箱へ放り込まれ、彼の芋生は終わった。

@tsuburetaPotato